猫とわたしの100の約束

13年一緒に過ごし、旅立った愛猫にした約束事を記録する日記

愛猫が逝ってしまうまで、わたしは時間は無限にあると思っていた。

そのまんまです。

わたしは、もう社会人になって、✖️年のアラサーです。

10代や20代ならともかく、30代になってもなお、時間は無限にあると無意識に感じていたようです。

 

そう、愛猫りーりが逝ってしまうまで。。

 

愛猫りーりは、本当にあっという間に亡くなりました。

今でも信じられません。

あのモフモフした愛しい存在がいなくなるなんて。

 

でも、まだ気持ちが落ち着かない中、こしてブログを書くのは、

短い看病の間にりーりが教えてくれたからです。

 

時間は有限で、大切にしろ、好きなことしろ!!!!

 

と・・。

もうりーりがもたないとわかった時、看病をしながら、わたしは

一緒に過ごした13年間を思い出していました。

 

はじめて出会った時は痩せていたりーり、

血の気が多くて喧嘩ばかりしていた、若いりーり。

糸のおもちゃで夢中に遊んだこと。

寒い夜は必ず布団に入ってきたこと。

涙が出ました。

 

もっと、遊んであげればよかった。

もっとはやく病気に気がついてあげればよかった。

もっと、そばにいてあげたかった。

 

もっと○○してあげれば、だらけでした。

いっぱい後悔しました。

わたしはりーりは20年生きると思い込んでいて、

突然過ぎる別れに、戸惑って混乱していました。

こんなに親しい、近しい存在が、急にいなくなるかもしれない恐怖は

生まれて初めてだったからです。

 

死を間近に感じて、

やっと時間は無限ではなく、有限で、

自分を含めて生きる者には必ず死がある、と実感しました。

 

そして、その死はいつ訪れるか

誰にもわからない。

 

弱っていくりーりを泣きながら見守り、わたしはやっと

人生が意外に脆く短いということを腹の底からわかったのです。

 

いつか、なんてこない。今度、ではなくて、いま。

 

息をひきとったりーりを抱きしめて、

わたしは、決心しました。

 

わたしは、この死を無駄にしない。

りーりが死をもって教えてくれた事を

絶対に無駄にしない。

 

これからは時間を大事に生きるんだ。

 

りーり、ありがとう、ありがとう、大好き。。

何回も何回も伝えた言葉を最後にまた伝えて、お別れをしました。

 

 

りーり、大事なことを本当に教えてくれてありがとう・・。